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ほっとna朗読会

 京都を中心に活躍中のフリーアナウンサー星野祐美子さんが、来たる4月19日(月)に、カフェ「ジョイント・ほっと」にて「注文の多い料理店」の朗読会を開催されます。

 星野祐美子さんによる賢治作品の朗読は、私自身もこれまでに「朗読&チェロ」のコラボ企画や、「風の又三郎」の全篇朗読などを拝聴して、このブログでも紹介させていただきました。そのお話の暖かさや瑞々しさは、賢治の魅力を余すところなく伝えてくれるものです。
 また星野さんは、「希望郷いわて文化大使」もつとめておられ、岩手に対する思い入れは、早池峰山巓のように高く深く、今年もすでに花巻・東和・大迫へ飛んで、さまざまな活動をしておられます。京都における「朗読お茶会第50回」は、岩手日報でも大きく取り上げられました。

 そんな星野祐美子さんが、京都寺町にあるカフェ「ジョイント・ほっと」で、朗読会を開いていただけることになったのです。
 このカフェは、私も関わっている社会福祉法人が運営しているお店で、正式には「就労継続支援B型事業所」という位置づけで活動しています。下の地図のように繁華街の只中にあるのですが、京都の古い町屋をリフォームして、木の香りとともに街中のオアシスのような空間になっています。

ほっと na 朗読会

【日時】 4月19日(月) 午後3時から30分ほど

【場所】 カフェ「ジョイント・ほっと」

【朗読】 星野祐美子

【演目】 宮沢賢治「注文の多い料理店」 他

【入場】 無料

 お店の場所は、四条通から寺町通を南へ300mほど「下った」東側。下写真のような、ウッディな店頭です。

カフェ「ジョイント・ほっと」

 来週月曜日の昼下がり、お時間のある方はぜひお立ち寄り下さい!


【関連サイト】
kira☆kikaku (星野祐美子さんのブログ)
カフェ ジョイント・ほっと
ジョイント・ほっとのブログ

楽町楽家2009

 今日は、星野祐美子さんと三宅かおりさんの、朗読&チェロのコンサートに行ってきました。

 これは、京都の「町家(まちや)」を会場としてさまざまなイベントを行う「楽町楽家」というプロジェクトの一環で、室町通御池上ルにある「遊子庵」という町家の二階のお座敷において行われました。会場の入口はこんな感じです。

遊子庵

 で、「舞台」はこんな感じなのです。

「遊子庵」二階座敷

 定員は30名で、ほんとうに「アットホーム」な感じのコンサートでした。実際に現在も居住されている「家」で行うのですから、これこそ文字どおり、真の「アットホーム」ですね。

 「宮沢賢治作品の朗読をライフワークとする」という星野祐美子さんの朗読は、私は一昨年にも「風の又三郎」をお聴きしたことがありましたが、今回はチェロとのコラボレーションです。チェロは、賢治自身が弾いていた楽器でもありますし、三宅さんもおっしゃっていたように「人間の声に最も近い」と言われる音色で、朗読とも豊かに溶け合っていました。

 プログラムは、前半が「注文の多い料理店 序」に始まって、「雨ニモマケズ」、「永訣の朝」、そして「星めぐりの歌」の歌唱、童話「めくらぶだうと虹」。
 後半は「牧歌」の朗読と歌唱、「小岩井農場 パート一」、「注文の多い料理店」、「告別」でした。
 チェロとの掛け合いは、たとえば「めくらぶだうと虹」においては、めくらぶどうから虹への呼びかけを暗示してエルガーの「愛の挨拶」をちりばめ、「小岩井農場 パート一」においては、ベートーヴェン「田園」の第一楽章の主なフレーズを言葉のあいまに挿入して、賢治とベートーヴェンによる自然の中の散策を描き出すという、考え抜かれた趣向でした。
 「注文の多い料理店」では、まるでラジオドラマのように、星野さんがキャラクターを巧みに読み分けつつ迫真の物語を展開する一方、チェロの三宅さんはどんどん即興的な効果音や音楽を入れて、たった二人なのに大きな「劇」」を体感するようでした。
 そしてアンコールは、「大菩薩峠の歌」の朗読と歌唱。なんとディープな選曲と思いましたが、星野さんは花巻あたりの自然の中を歩いていると、この民謡のような旋律が、どこかから聴こえるような感じがすることがあるのだそうです。

 賢治も、なんらかの形で自作の劇に音楽を生かすことを考えて、チェロやオルガンを自ら練習していたわけですが、今日の催しはその具体的な一つの達成と感じました。

 下の写真は、終了後にみんなのために写真撮影用に取っていただいたポーズです。

星野祐美子さんと三宅かおりさん

 終了後、星野祐美子さんと少し言葉をかわす機会が持てたのも、うれしかったです。当サイトを見ていただいていることもあるとは、望外の光栄でした。

楽町楽家2009

「雨ニモマケズ」東北弁朗読

 今日の「どんど晴れ」でも、「雨ニモマケズ」を朗読する場面が出てきましたが、これは YouTube から、東北弁による「雨ニモマケズ」です。(もうすでに視聴された方も多いでしょうが、読み手は先日の参院選候補者でもあったので、いちおう選挙期間中はここへの掲載を見合わせていました。)

 「花巻弁」とはまた違いがあるのかもしれませんが、標準語の朗読より、ずっと味があって素敵に思います。

「風の又三郎」朗読会

「風の又三郎~朗読とプチアコーディオンの音色~」 今日は夕方から、「風の又三郎~朗読とプチアコーディオンの音色~」と題した朗読会を聴きに行ってきました。

 朗読は、宮沢賢治の作品をライフワークとされているフリーアナウンサーの星野祐美子さんで、「プチアコーディオン」という珍しい楽器の演奏は、石田靖さん。「プチアコーディオン」というのは、1オクターブ余りしかない、ほんとうに可愛らしいアコーディオンでした。星野さんは一方では、‘mes amis(メザミ)’という朗読ユニットによる活動もされています。
 会場は、もともと古い木造の小学校で、現在は「京都芸術センター」としてリニューアルした建物。その中の「大広間」と言って、数十畳もある畳敷きの空間に、座布団を敷いて朗読を聴きました。明治2年にできたという小学校の、「折上格天井」や座敷飾りの付いた広間も、圧巻でした。

 それにしても、童話「風の又三郎」は、全編通して朗読すると2時間もかかるものだったのですね。星野祐美子さんも、「一度、全編を聴いていただく機会をもちたかった」とのことで、ノスタルジックな空間と音楽に支えられた、素晴らしいひとときでした。
 朗読で聴くと、賢治によるさまざまな自然描写のみずみずしさが、またいっそう新鮮に響くものです。

 8月4日には、「京都こども文化会館」において、やはり星野さんと石田さんによる、「親子向け」の同作品郎朗読プログラムも行われます。チラシは、こちら

朗読とチェロ

 京都のイベント紹介です。

朗読とチェロで聴く「セロ弾きのゴーシュ」
  日時: 8月6日(日)午後7時
  場所: ぱるるプラザ京都7階 スタジオ2 (JR京都駅烏丸口東側)
  入場料: 大人 1500円 小中学生 500円 幼児無料

「宮沢賢治の「セロひきのゴーシュ」を、語り(星野祐美子)とチェロ(三宅香織)で綴ります。動物と音楽の楽しい物語をぜひお聴きください。」とのこと。
あらかじめ予約をしておいた方がいいようですね。
こちらのページにも情報があります。

  問い合わせ・申し込み先: 朗読ユニット mes amis(メザミ)事務局
                                tel. 075-751-0883
                            small_hoshi@ybb.ne.jp


 ところで、今週末には東山町の東北砕石工場跡を中心に、「グスコーブドリの大学校」が開かれますね。つい最近、新たな詩碑もできたようですので、ぜひ行ってみたいのですが、日程がとれず、残念ながら見送ります。