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2017年2月11日 宮沢賢治イーハトーブ三陸沿岸サミットin大槌

 もう1週間後になりましたが、来たる2月18日(土)に、岩手県大槌町において、「宮沢賢治イーハトーブ三陸沿岸サミットin大槌」という催しが開かれます。

イーハトーブ三陸サミットチラシ表

イーハトーブ三陸サミットチラシ裏

 副題には、「イーハトーブ海岸連携構想」とあり、チラシに描かれた岩手県の地図において、その昔に賢治が旅した三陸の各スポットが、星座のように結ばれています。
 その趣旨について、チラシには次にように記されています。

 宮沢賢治は童話「ポラーノの広場」のなかで三陸海岸を「イーハトーブ海岸」と呼び、その地に暮らす人々がとても親切だったと語っています。
 その「イーハトーブ海岸」の理想を実現するため、三陸沿岸各地に点在している賢治のレガシー(遺産)を「三角標」に見立て、それぞれの地で賢治関連の活動をしている個人や団体が星座のように連携し、三陸沿岸が再び輝く地域になることを目指します。

 当日のプログラムは、下記のようになっています。

プレイベント 13:00-15:00 映画「銀河鉄道の夜」上映会
大槌町 浪板海岸ヴィレッジ にて

第1部 16:00-17:30 パネルディスカッション
三陸沿岸の賢治愛好団体等によるパネルディスカッション
・三陸沿岸における賢治レガシー(遺産)自慢
・連携によって生まれるイーハトーブ海岸の可能性 など
三陸花ホテルはまぎく ジパング にて

第2部 18:00-20:00 交流会
賢治作品の朗読会(フリーアナウンサー畑中美耶子氏)
賢治の音楽会(大久保正人氏)
三陸花ホテルはまぎく ジパング にて

 参加費は無料ながら要予約で、予約・問い合わせは、ベルガーディア鯨山の佐々木さん(0193-44-2544)まで、ということです。
 私は残念ながら参加できないのですが、この催しが実り多いものとなり、三陸沿岸の輝きがいや増すことを、心からお祈りしています。

 次の朝わたくしは番小屋にすっかりかぎをおろし一番の汽車でイーハトーヴォ海岸の一番北のサーモの町に立ちました。その六十里の海岸を町から町へ、岬から岬へ、岩礁から岩礁へ、海藻を押葉にしたり、岩石の標本をとったり古い洞穴や模型的な地形を写真やスケッチにとったりそしてそれを次々に荷造りして役所へ送りながら二十幾日の間にだんだん南へ移って行きました。海岸の人たちはわたくしのやうな下級の官吏でも大へん珍らしがってどこへ行っても歓迎してくれました。沖の岩礁へ渡らうとするとみんなは船に赤や黄の旗を立てゝ十六人もかかって櫓をそろへて漕いでくれました。夜にはわたくしの泊った宿の前でかゞりをたいていろいろな踊りを見せたりしてくれました。たびたびわたくしはもうこれで死んでもいゝと思ひました。
                              (「ポラーノの広場」より)

written by hamagaki
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