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2010年1月 1日 謹賀新年

 あけましておめでとうございます。大晦日から元日にかけて、全国的にかなり冷え込んで、大雪の降ったところもあるようですが、皆様いかがおすごしでしょうか。

 当サイトは、途中で模様替えなどもしましたが、最初にアップロードしたのは、1999年の11月でした。ということで、発足から満10年を迎え、11年目に入った新年です。
 10年になったからどうというわけではありませんが、作りはじめた当初は、将来どうするなどと意識もしていませんでしたから、10年たってもまだやっているのかと思うと、ちょっと不思議な感じがします。

 これからもいつどうなるかわかりませんが、私としてはできるかぎり長く続けていきたいなと思っています。
 本年も、どうかよろしくお願い申し上げます。

◇          ◇

 個人的には、12月30日から本日まで、両親が住んでいる四国の田舎に帰省していました。
 私の父方の祖父という人は、私が生まれる前に亡くなっていたので、もちろん私はまったく知りませんし、その人となりについて親から聴くことも少なかったのですが、昨年に斎藤茂吉について少し触れた時に、この祖父が長崎医学専門学校の出身だったようなことを思い出し、帰省した時に父に尋ねてみようと思ったことがありました。
 それは、ひょっとして斎藤茂吉が長崎医専に教授として赴任していた時期(1917年4月〜1921年10月)と、祖父の在学期間が重なっていたなどという、旨い話はないか、ということでした。

 あまり期待はしていなかったのですが、驚いたことに答えは YES でした。その昔、祖父がお酒に酔った時などには、「斎藤茂吉のまね」などと言って、舌で唇を時々ぺちゃぺちゃなめながらしゃべるような様子を、父に見せてくれたりしたものだというのです。
 おまけに、それまで私は祖父の生年など知らなかったのですが、年齢を勘定する際に、1896年(明治29年)生まれだったらしいと聞かされました。何と、祖父は宮澤賢治と同年だったのです。
 空間的には遠く離れた場所ではありますが、賢治が盛岡高等農林で関豊太郎教授に学んでいた頃、私の祖父は長崎医専で斎藤茂吉教授に学んでいたのです。

 というようなことを初めて知って、私にとってはこれまでは遠くにかすんだままの人だった祖父が、何かちょっと身近になったような正月でした。

正月の風景(岡山)
元日の夕方(岡山県あたりで、列車の窓から)

written by hamagaki : カテゴリー「雑記

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コメント



明けましておめでとうございます。

賢治とお祖父様の歳が一緒で斉藤茂吉の生徒とはすごい話です。

わたしが19歳の時、花巻へ行きました。昭和48年です。賢治没後40年。往時は賢治を知る人が大勢いたのですね。地元の年寄りはあまり好いていませんでした。光太郎先生は立派だけど・・・という感じ。生きた賢治を知っていればこそのご意見だと思いました。

話は逸れますが、私の生まれた1953年のちょうど100年前、ペリーが来航しているのですね。たった100年。
歴史って意外にすぐそこにあります。

本年もよろしく。

投稿者 游氣 : 2010年1月 2日 02:32

あけまして おめでとう ございます

 昨年中は、お世話に、なりました。
 本年も、よろしく、お願いします。

投稿者 雲 : 2010年1月 2日 11:26

 游氣さま、あけましておめでとうございます。
 こちらこそ、今年もよろしくお願い申し上げます。

 祖父の話は、私も驚きました。父にしても、若いうちに自分の父親を亡くしていたので、「今から思えば、もっと茂吉のことについて聞いておけばよかった」と言っていました。

 「歴史上の出来事」と思っていたことが、意外にも自分の近くに感じられるというのは不思議な瞬間ですね。
 賢治が亡くなってから游氣さまが初めて花巻を訪ねられた時までの時間と、それから同じくらいの時間が、今もうすぐ経過しようとしています。

 ところで私が生まれたのは1960年ですが、その100年前には「桜田門外の変」なんかが起こっています。今年は1960年から数えて、その半分の50年目に当たるわけですが、100:50ほどの変化が実感できないのは、これも不思議です。

 この場合、変化が実感できないことの方が、「錯覚」なのでしょうか? 

投稿者 hamagaki : 2010年1月 2日 11:28

 雲さま、あけましておめでとうございます。上のレスと入れ違いになってしまいまして、申しわけありません。

 「お世話に・・・」などとは恐縮です。こちらこそ、拙いブログをご覧いただき、折々にコメントもいただきまして、ありがとうございました。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

投稿者 hamagaki : 2010年1月 2日 11:44

遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
浜垣さんの故郷は四国でいらっしゃるのですね。

私は来週、高知の県立牧野植物園に行きます。私の所属する日本植物画倶楽部が帰化植物原画展を開催していてその搬出のためです。
ご存じのこととおもいますが、牧野は宮澤賢治が所蔵していた「日本植物図鑑」(北隆館)の著者牧野富太郎のことです。
ここにもなにか不思議な縁を感じられずにはいられない私です。
今年もよろしくお願いいたします。

投稿者 ぱれっと : 2010年1月 7日 13:27

 ぱれっと様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 牧野植物園に行かれるのですか!
 私の田舎は香川県なのですが、子どもの頃には高知市に住んでいたこともありまして、牧野植物園には小学校の遠足や、休日に家族で、何度も行きました。高岡郡佐川町にある、牧野富太郎の生家を訪ねたこともあります。
 そうそう、私の知人に、牧野植物園でパートで働いている人もいます。

 ほんとうに不思議なご縁ですね。

 昨年の夏に私は、20数年ぶりに同窓会で高知に行ってきました。お酒も美味しく、懐かしい雰囲気でした。
 牧野富太郎は佐川町の造り酒屋の御曹司ですが、その佐川のお酒「司牡丹」なんかもお勧めですよ。

 今年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」のおかげで、高知はちょっとしたブームのようですね。どうかお気をつけていらして下さい。

投稿者 hamagaki : 2010年1月 7日 18:46


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