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2007年8月11日 加賀美屋の「のれん」

 先日、このサイトをご覧になった方から初めてメールをいただいて、「本日(8月6日)の『どんど晴れ』の最後のシーンに出てきた「のれん」は、どこで手に入れることができますか? ご回答を、お待ち致しております。」というお問い合わせをいただいてしまいました。
 4月にアップした「どんど晴れ」のエントリのコメント欄では、いろいろなご意見をいただいて、少し話が盛り上がったりもしていたのですが、私自身はこの番組の「通」でも何でもないので、どうやって調査したものか、考えあぐねておりました。
 問題の「のれん」は、加賀美屋の旅館部分と、帳場や女将たちの住居部分の仕切りになっているのれんなのですが、確かに私も以前から、これは賢治も童話の題材にしている「紫根染」なのではないかと、気になっていたものだったのです。

 そ「草紫堂」の暖簾こでまず、盛岡にある紫根染の専門店「草紫堂」のサイトの製品紹介のページを見てみると、幸運にも、ここであの「のれん」を見つけることができました!(右写真の左下のもの)
 やっぱり、これは「紫根染」だったのですね。(なお、賢治の表記では「紫紺染」。)

 ということで、メールでお問い合わせをいただいた方にも、何とか「回答」を差し上げることができた次第です。


 それから、お盆休みの明日12日からは、また少し花巻の方へ行ってみるつもりです。まだどこで何をするかも決めていませんが、その経過についてはこのブログで日々報告させていただくつもりですので、よろしければご覧下さい。
 「草紫堂」にも、行ってみましょうか・・・。

written by hamagaki : カテゴリー「雑記

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コメント



「どんど晴れ」は、ほぼ、毎日観てます。
なかなか、岩手まで、行けないわたしには、最後に映る、岩手の風景もうれしいです。

「紫紺染め」はみたことがないので、よく、みておきます。

投稿者 はやし よしこ : 2007年9月13日 18:03

「紫紺染」ののれんとして、ドラマを観てみます。

投稿者 はやし よしこ : 2007年9月13日 18:06

 はやし よしこ様、コメントをありがとうございます。

 私も、今日も「どんど晴れ」を見ました。今月いっぱいで終わるのでしょうから、あと少しですね。
 これまで、加賀美屋の内部の様々な人たちが対立したり和解したりを繰り返してきて、ようやく「加賀美屋を愛する」という一点を中心に、家族的にまとまろうとしていますが、今はちょうどその「加賀美屋そのもの」の経営を揺るがすような大問題が、裏で進行しているところですね。
 これが収拾されると、経営者=家族としてさらに団結が強まって、ハッピーエンドとなるのでしょう。

 しかし、せっかく登場した柾樹の父親が、やはりその後も影が薄くて、私としてはちょっと寂しいところです。柾樹の人間的成長に関わってくるとか、母親が死に父親が飛び出さざるをえなかった、「加賀美屋の影の部分」なんかが明らかになるとかすると、もっとドラマに奥行きが出ただろうに、などと思ったりします。
 柾樹にとっては、加賀美屋に両親を奪われたわけですから、もっと根深い陰性感情を抱いていても、当然と思えるのですが。


 でも、最後の岩手の風景は、ほんとに素敵ですね。私も楽しみにしています。

 あと、紫根染めの「のれん」は、先日盛岡に行ったときにドラマと同じ物を購入してきて、現在は自宅キッチンにかけています。
 だんだん「うちののれん」に見慣れてくると、逆にドラマの中で目にした時に、「うちのと一緒だ」と思ってしまって、変な感じです。

投稿者 hamagaki : 2007年9月14日 00:14

遅くに、すみません。
こんばんは。

いろんな思いがよぎる、朝ドラです。

方向音痴と、旅行が苦手で、なかなか遠出できないので、花巻まで行かれて、のれんを購入されたんだと、驚いてます。

寝たきりに近い母も、「どんど晴れ」が始まると起き出すので、ベッドを起こして観れるようにします。

奥田 瑛二さんがまだ、若い頃、石川 啄木さんの役をされていたのを、思い出しながら、観ていました。

せんぼん よしこさんのプロデュースで、「ああこの愛なくば」で、主演の大竹 しのぶさんをおぶって、病院の屋上へ行き、山村 暮鳥さんの「おーい 雲よ ばかに のんきそうじゃないか どこまで いくんかあ 磐木だいらまで いくんかー」と大きな声で、読むシーンを思い出したりしながら、観ておりました。

若い頃、賢治のように、地元をなんとかしなくちゃと、気ばかり、高ぶり、あせりのようなものを感じながら、頑張っていた頃も、ありました。

地元では、朝ドラもNHKも人気がなくて、孤独なんですよ。

夏美は、すてきな女性ですが、せっかくのパテシエの夢をあきらめないでほしいと思う若い女性の気持ちもわかるし、柾樹のために懸命に行動する気持ちもなんとなくわかるし、複雑な気持ちで、観ることもありました。

「風の又三郎」のシーンも忘れられません。

少年ドラマで観た「風の又三郎」がダブリました。

まさか、別役 実さんの脚本だとは思いませんでしたが。
ホームページで、探されていて、見つかった時に、読んだ気がするのですが。

メールとかに慣れていなくて、便利なのか不便なのか、怖い時があります。

ひとりでは解決しそうにないことが、気軽にホームページの掲示版で解決しちゃうのを見ると、便利なものですね。

投稿者 はやし よしこ : 2007年9月26日 00:31

 はやし よしこ様、いろいろな思いがこもった投稿を、ありがとうございます。

 「どんど晴れ」もついに最終週になって、毎回のドラマの終わりには「岩手の風景」のかわりに、いろいろな登場人物たちが、まるで一足早いカーテンコールのように、順番に現れては笑顔で声を合わせて「どんど晴れ!」と叫ぶ趣向になっています。
 微笑ましいようで、一回が終わるごとに何か寂しいような、今日この頃です。

 遠野における「風の又三郎」のシーンは、私も印象的でした。ネット上では、このシーンにいったい何の意味があるのかと否定的な意見もあったようですが、これは夏美が柾樹の少年時代の孤独を直観的に覚った場面だったのだろうと、私は思っています。ちょうど、ドラマの初めの方で小岩井の「一本桜」を二人で見たシーンが、柾樹の「母親喪失」の感覚を夏美に教えてくれたように、こっちは柾樹の「父親不在」の孤独を教えてくれたわけで、「対」になっていたようにも思えます。

 NHKの「少年ドラマ」シリーズは、私が中学か高校生の頃にいくつか見たおぼえがありますが、残念ながら「風の又三郎」は私の記憶にはありませんでした。別役実さんの脚本だったとは、いまからでも当時の映像があれば見てみたい感じです。
 ちょっとネットで調べてみると、これは昭和51年12月6日から9日まで4日間にわたり、午後6時5分から20分間放送されていたということで、音楽は池辺晋一郎さんだったんですね。

 さて、「どんど晴れ」も、残すところあと3回です。

投稿者 hamagaki : 2007年9月26日 23:26

お返事ありがとうございます。

4日間だけとは、記憶というのは、あいまいですね。

音楽が池辺晋一郎さんとは、「N響アワー」が観たくなります。

「どっどっどど」で始まる歌にメロディーがついていて、子どもの声で、合唱風に歌ってたので、所々、歌詞を間違えますが、歌を覚えています。

4日間のうちに覚えたことになりますね。
なんだか、わたしって、すごい?

少年ドラマシリーズは長かったので、観てるドラマや覚えてるドラマが、みなまちまちなんです。

「一本桜」と「一本木野」は、どう違うのですか?
わかれば、お教えください。
「一本木野」を見に行かれた女性がいらっしゃって、あったと聞いています。

はやし よしこ

投稿者 はやし よしこ : 2007年9月27日 12:38

 はやし よしこ様、こんにちは。

 「一本桜」は、小岩井農場の中にある樹齢100年ほど?の桜の木で、今回「どんど晴れ」で取り上げられたことで、これ目当てに来る観光客が一挙に増えたのだそうです。小岩井農場公式サイトのこちらのページに説明があります。

 これに対して「一本木野」というのは、また上記とは違って、岩手山の東南麓、滝沢村に広がる原野のことです。現在は、かなりの部分が自衛隊の演習地になっています。地名の由来を考えると、昔はこのあたりに何か一本目立つ木があったのかもしれませんが、今はそのような木はないようです。
 ちなみに、賢治の『春と修羅』の中に、「一本木野」という作品があります。

    ・・・・
    わたくしは森やのはらのこひびと
    芦のあひだをがさがさ行けば
    つつましく折られたみどりいろの通信は
    いつかぽけつとにはいつてゐるし
    はやしのくらいとこをあるいてゐると
    三日月がたのくちびるのあとで
    肱やずぼんがいつぱいになる

投稿者 hamagaki : 2007年9月27日 17:21

お知らせ、ありがとうございます。
場所も違えば、別の木なんですね。
失礼しました。
わたしは、みなさんと違って、賢治の作品にも、詳しい方では、ないので、すみませんでした。

ドラマは、終わりの方がパタパタっとしてしまい、最初のイメージとは、少し違いましたが、めでたしめでたしとなり、まあまあだったのかもしれません。

柾樹と夏美が2人で、一本桜を見上げ、話しているシーンは、「一本木野」の詩と重なるような感じがします。

たまに、ロマンチックな作品を読むと、どうして、こういう作品は、一般的には紹介されないのかな?と思います。

マンガ家の陸奥A子さんの作品に、賢治の作品がそっと入っていたりするのですが、おとなになって読み返すと、よく、日付やカレンダーが意識的に、使われているように、思えます。

考えすぎかもしれませんが。

9月27日は、「黄色いリボンの花束にして・・・」という作品を思い出します。
好きな男の子を初めて、野原へピクニックに誘う待ち合わせの日です。
雨が降ってしまいますが。
森山良子さんの、「この広い野原いっぱい」の歌から、タイトルがつけられています。

最後に、奥田瑛二さんも出演され、よかったですね。


投稿者 はやし よしこ : 2007年10月 2日 22:38

エラーが出てしまいましたが、投稿記録は残っているので、送信できていると、思います。が、どうでしょう。

投稿者 はやし よしこ : 2007年10月 2日 22:42

 はやし よしこ様、書き込みをありがとうございます。
 最近、時々エラーが出るようですみません。

 「どんど晴れ」の最終回は、「さんさ踊り」のシーンが、私にとってはよかったです。
 奥田瑛二さんも、役柄を反映してか終始控えめな登場で、これはこれでよかったのかもしれませんね。

 陸奥A子さんのペンネームの「陸奥」の由来は、太宰治が好きだからということをどこかで聞いたような気がしますが、賢治の岩手も、昔は「陸奥」ですもんね。やはりお好きなんでしょうかね。

投稿者 hamagaki : 2007年10月 4日 14:10

太宰治さんがお好きで、故郷の名前の「陸奥」をペンネームに、使ってらっしゃるそうです。
わたしも、昔、紙面で読んだ記憶だけですが。
「A」は、1番だから、という理由だったと、思います。

岩手も「陸奥」といったから、お好きかどうかまでは、記述を読んだわけでは、ないので、わかりません。

「たとえばわたしのクリスマス」で、「セロ弾きのゴーシュ」の指人形が出てきたり。
落とし主は、賢治くんだったり。

「ハッピーケーキの焼けるまに」では、主人公の風スキャットが、「風の又三郎」の本を持っていたり。
細かいことを言い出すと、きりがないですが。

賢治が好きと、はっきりおっしゃている記述は、読んだことはないです。
不思議な感じがします。


投稿者 はやし よしこ : 2007年10月 5日 01:14

エラーが出ても、時間が経てば、勝手に送信されていますが、これで、良いのでしょうか。

時間が経ってから、もう一度、送信してくださいと、メッセージが出るのですが。

ご迷惑おかけして、恥ずかしいです。

投稿者 はやし よしこ : 2007年10月 5日 23:43

 当方のブログの事情で「エラー」が出ていると思いますので、「ご迷惑をおかけして」など、とんでもありません。
 こちらこそ、申しわけありません。

 私の方の手もとではエラーが出ないので、原因がはっきりわからないのですが、出たりでなかったりするということは、嵐のようにやってきているスパムコメントと、送信のタイミングの関係かもしれません。
 少し前までは、1日に1000件ほどのスパムコメントが来ていたのですが、今はなんと1日2500件以上になっています。30秒に1件ほどの割合です。
 例えば、はやし様が「送信」ボタンを押したタイミングが、ちょうどスパムコメントを受信した直後で、まだブログシステムが「再構築中」状態だったら、「エラー」がでるのだろうかな、と推測したりしています。

 Movable Type のスパムフィルターの優秀さのおかげで、この厖大なスパムが表に出てしまうことはないのですが、やっぱりかなりの影響をこうむっているのかもしれません。フィルターまかせだけでなくて、そもそもスパムを受信しないような、何らかの対策を講じるべきなのかとも思ったりしています。


 とりあえずは、エラーが出ても、おっしゃるとおりコメントはきちんと登録されているようですので、「もう一度送信を」というメッセージは、無視していただいてよいのかと思います。

 ややこしくてすみませんが、よろしくお願いします。

投稿者 hamagaki : 2007年10月 8日 02:50

わかりました。
回答をありがとうございました。

今日、少し、一本桜が放映されていました。
曇りで、岩手山は、出ませんでした。

投稿者 はやし よしこ : 2007年10月 8日 09:52


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