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2002年8月15日 北海道の旅(2)

 今日は、朝7時41分に南稚内駅から特急に乗り、12時35分に札幌に着いて、また札幌から12時45分発の特急に乗って、 15時42分に帯広に到着しました。ちょうど8時間、列車に揺られていたわけです。
 窓の外には、低い木々が茂る丘陵がどこまでも続き、時おり不意に、ゆったりと蛇行して流れる大きな川が現れます。人家というものを、 ほとんど見ることがありません。とにかく、北海道らしい雄大な景色をずっと眺めながら、帯広に着きました。

 この帯広は、空がとても大きい街です。ほんとうに広い平原に市街が伸びていて、視界をさえぎるものがありません。今日は帯広市内の 「中央公園」というところに、「虔十公園林」の一節を刻んだ石碑があるというので、はるばるとやってきました。
 公園は小さなものでしたが、その中を歩きまわってもなかなか石碑らしきものが見あたりません。どこかで尋ねてみようかと思っていた矢先、 それは見つかりました。公園のまん中にある、まるでふつうの岩に、小さな字で賢治のテキストが彫りつけてあったのです。字は小さいけれど、 あの見おぼえのある賢治の筆跡がかたどってありました。碑のまわりに植えられている北の国の「公園林」には、さすがに白樺なども見られます。

 はからずも今晩の帯広は、ちょうど「平原まつり」というお祭りが行われていて、午後7時からは、 繁華街をにぎやかな踊りの列が練り歩いていました。ホテルに帰ってこれを書いている間も、お囃子と歌声が聴こえています。

written by hamagaki : カテゴリー「賢治紀行

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