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2000年8月 6日 三陸旅行(1)

 京都を朝7時10分の「のぞみ」で発って、東北新幹線に乗り継ぎ、仙台で仙石線に乗り換えて、お昼すぎに石巻に着きました。 鉄道でも、半日でけっこう遠くまで来られるものです。

 石巻の街は、たまたま今日が「川開き祭り」ということで、すごい人出でした。浴衣姿の人もたくさん歩いていましたが、 まずはこれは横目で見つつ、「日和山公園」へと向かいました。
 「日和山公園」は、旧北上川河口近くにある小高い丘で、芭蕉の「奥の細道」の旧跡もあります。賢治は、 旧制中学四年の修学旅行でここを訪れて、生まれて初めて海を見たということです。この時に詠んだ短歌をもとに後年つくった文語詩「 〔われらひとしく丘に立ち〕」が、詩碑となって刻まれています。
 碑は木陰にあってちょっと撮影しにくかったのですが、なんとか写して、公園を後にしました。
 物心ついてから、ずっと北上川に親しんできた賢治が、ちょうどその北上川が海と出会う場所で、自分も初めて海に出会ったというのは、 まさにふさわしいような感じがします。

 石巻駅に戻ってくると、人出はもっと増えて、小学校の鼓笛隊なども街を練り歩いていました。なんとも暑い陽差しで、 大人も子どもも真っ赤な顔をして汗をたらしています。
 へこたれず石巻駅からまた列車に乗り、石巻線-気仙沼線-大船渡線と乗り継ぎました。今日は気仙沼でも「気仙沼みなとまつり」 というのがあって、ワンマンカーのローカル列車には、駅ごとに浴衣を着た女の子たちが乗り込んできて、 ひとしきり車内をにぎわせてくれたあと、南気仙沼の駅でみんな降りていきました。

 午後7時すぎに、今日の宿泊地の陸前高田に着きました。ホタテのお刺身がおいしかったです。

written by hamagaki : カテゴリー「賢治紀行

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